「10億円を生前贈与」っていう迷惑メールを不特定多数に配信して1億6千万円をだまし取ったたとして、2月2日に広島県警が4人を逮捕しています。
逮捕されたのは
中山和明 33歳 住所不定
中山照寿 58歳 藤沢市白籏3丁目
後藤学 35歳 鎌倉市大船
亀田咲季子 24歳 東京都代々木4丁目
の4人です。
何をやったかと言えば
サイトを使い、「余命宣告されたので、10億円を生前贈与したい」という迷惑メールを配信して、返信してきた人に手数料等をだまし取ったというもので、被害者は全国で400人、被害総額1億6千万円以上ということです。
青森県弘前市の女性被害者は165万円騙し取られています。
これ、このサイトで晒している迷惑メールを使った悪質業者の詐欺サイトの手口そのものです。
今回、逮捕に至ったのは中山らが送った迷惑メールを広島県警サイバー犯罪対策課の捜査員の私用アドレスに届いて、そこからサイバー犯罪対策課が捜査を開始したからなんでしょうね。
だから広島県警が逮捕したんですね。
でも、こんなの氷山の一角のまた一粒の氷みたいなもんで、迷惑メールを配信しているのは詐欺サイトだらけです。
こういうのは、県警単位ではなく警察全体で迷惑メールを配信するサイトは片っ端から逮捕してくれればいいんですけどね。
出会い系詐欺は表に出ている被害だけで2016年は400億円ということです。
被害をこれ以上拡大させないためにも、警察には動いてほしいですね。
「「10億円を生前贈与」の迷惑メールで4人逮捕、被害者400人」の続きを読む…